ステファノ・モンタナ－リ Stefano Montanari

昨晩フィレンツェ歌劇場でのコンサート。

相変わらずの黒の革パンツ、ブーツ、Tシャツ、ピアスに革のブレスレットで颯爽と登場。

いやあ、素敵な尖った"四季"でした。あの即興にしっかり寄り添ったオケ、特に通奏低音とチェンバロにはまさに感嘆ですね。弓でのヴィブラートには、こんなのもありなんだ、という驚き。眼にも耳にも楽しい時間でした。

後半のベートーヴェンの交響曲第一番、ハイドン的な躍動感あふれる演奏。

周りの保守的な紳士淑女の方達の中には『怒って』いらっしゃる方もいらして予想通りの展開でした。

先日マエストロムーティとスカラ座のペレイラ氏との対談の中で、最近の若い指揮者の中には、

ブーツはいてピアスして、って嘆いてらしたけどもしかしたら・・・・？(笑)(M)